私が地下足袋で走るきっかけとなった本です。
私も以前はこの本の著者と同じような状況だったと思います。分厚い靴底に慣れ、踵を地面に打ち付けるような歩き方・走り方をしていました。こんな走り方では足や関節を痛めるし、後方重心になるのでスピードもでません。
本書はランニングシューズこそが人類の走りを改悪させたものとしてベアフットに近い状態で走ることを勧めています。
私も地下足袋ランを始めた当初はヒールストライクの癖が抜けず踵を痛めました。それではということでつま先立ちで走ると今度は下腿三頭筋が極度の筋肉痛になってしまいました。そこでミッドフット着地に切り替えたところ、当初は足首が弱くて足首に痛みを覚えましたが、徐々に慣れまったく痛みを感じなくなりました。靴という文明の利器に足が甘えていたのだとつくづく思いました。若干の紆余曲折はありましたがフォームも改善され、今はおそらく理想のフォームに近いと思います。タイムもキロ9分だったのが6分を切るようになりました。
ランニングフォームに悩んでいる人は是非本書を読んでみて下さい。
#ランニング #地下足袋 #オリジナル写真